概要
ついにQuest3発売!ということで長らく使ってきたQuest1から乗り換えたのでQuest1と比較しての感想を書きます。
ヘッドセット(物理)
✅良い
- 劇的な変化ではないがQuest1に比べると軽いのは間違いない
❌悪い
- 装着感。Quest1と大してかわらない。サードパーティのストラップがたくさん出たら多分買うと思う。
- Quest1では装着時にひっぱるとバンドが伸びて離すとゴムが縮むよう形だったがQuest3では後ろのバンドを調整しなければならず、面倒。
- 寝VR。上に書いたようにバンド後部に調整用のパーツがあるため、寝ると少し痛い。ただ慣れればそこまで気にもならない。
本体
✅良い
- 画質がいい。ようやく実用への第一歩を踏み出した感がある。
- immersed
- この記事はimmersedを使ってobsidianで書いているがまったく問題なく文字が読める。
- ただもっと画質がよくなればもっといいな・・・
- 現状では480pから720pの動画の間くらいの画質に見える。
- PCVR
- PCVRの画質もとても良い。
- Quest1ではVirtual Desktopを使っていると熱いせいなのかデコード性能が落ちてきて映像がガックガクになっていたが3ではそういうことはない。
- immersed
- 性能が向上して全体的な動作がとても軽くなった。Quest1はアプデを重ねるにつれてすべての動作がもったりするようになったが3では当然そんなことはない。カスタム曲マシマシのBeatsaberもすぐに起動してうれしい。
- ハンドトラッキングの精度が向上した。Quest1でも実はアップデートでハンドトラッキング自体は使えるようになっているが精度が全然違う。まだ完璧ではないがコントローラ持つのがだるいときはハンドトラッキングでいいかというぐらいには実用的。
- カラーパススルー
- MRゲームには未来を感じる
- immersedでは一部分だけパススルーにして現実のキーボードを表示させることができて使いやすい。
❌悪い
- カラパススルーは確かに良いのだがやはり現実の物体をちゃんと見るという点では画質は低い。ただ個人的には歪みはそこまで気にならなかった。
- 画質はまあいいのだがやはりこれでも足りない、あと1.5倍ぐらいほしいとは感じる。少し期待が高すぎたかもしれない。
- スピーカーの音はいいのだが音をながしていると「プチッ」という音がかなりよく聞こえて不快。イヤホンでは発生しない。
- 返品案件なのかな…?面倒なのでアプデで治ってほしいのだが…
- ファンの音が意外とうるさい
コントローラ
✅良い
- コントローラから例のリングが消えたので若干置きづらくはなったもののやはり小さいほうが圧倒的に良い。
- よくBeatsaberでリング同士をぶつけまくっていたのがなくなった。
- トラッキング精度はQuest1と大して変わらない気がするがQuest1で発生していた「激しくコントローラを振るとどっかに飛んでいく現象」がなくなりとても快適。
- ただしこれはコントローラじゃなくて電池の問題という説もある。
総評
Quest1の時はまだまだBeatSaberが遊べるおもちゃという感じだったが画質の向上やカラーパススルーでやっとバーチャルワークスペース的な意味で全体的に実用的になってきたかなと感じた。
この調子でいけばQuest5ぐらいには一般の人達にも注目してもらえるデバイスになってるのではないだろうか(それまでMetaがVR事業を畳まないでいてくれれば…)。
この調子でいけばQuest5ぐらいには一般の人達にも注目してもらえるデバイスになってるのではないだろうか(それまでMetaがVR事業を畳まないでいてくれれば…)。
ただ、スタンドアロンのVRゲームという意味ではあまり進化がないというのも感じた。性能は間違いなく向上しているが当然PCVRのクオリティにはまったく達していない。これからの技術の進化で現在のPCVRのCPUとGPUに追いつける日は来るのだろうか?
まあ今回Metaも性能向上は微妙なことはわかっていてだからこそMRというのを目玉に入れてきたんだろうとも思った。
まあ今回Metaも性能向上は微妙なことはわかっていてだからこそMRというのを目玉に入れてきたんだろうとも思った。