(2021-04-30)
wslgがきてメインの開発環境にLinuxを使う機運が高まったので環境構築したメモ。
せっかくなので(?)Arch Linuxを使うことにする
せっかくなので(?)Arch Linuxを使うことにする
環境
- Windows 10 21364 (執筆時 Insider Preview Devチャンネル)
- wsl有効
※この先wsl2という前提
Arch Linuxをインストール (2021-04-30)
scoopにextras bucketを追加してれば次のコマンドで一発
本来Arch Linuxはインストールにも一苦労という代物らしいがwslならこれでインストール作業は終了。素晴らしい。
いろいろ設定 (2021-04-30)
の前にとりあえずアップデートする。と思ったらkeyringどうこうとか出てきたのでこちらの記事のとおりに
とする。
ユーザーの設定
ユーザー追加
デフォルトのユーザーはrootユーザーなので新しくユーザーを作ってパスワードを設定。
rootユーザー無効化
またついでにrootユーザーを無効化しておく。
以下の参考記事の通りにやるがviがなくvisudoコマンドが実行できなかったのでvimで
http://bobbyquine.hatenablog.com/entry/2018/01/18/024958
以下の参考記事の通りにやるがviがなくvisudoコマンドが実行できなかったのでvimで
/etc/sudoers
を編集する。またsudoをインストールしろと書いてあるがなぜか入ってたhttp://bobbyquine.hatenablog.com/entry/2018/01/18/024958
次にwslのデフォルトログインユーザーを変更する。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/wsl-config#change-the-default-user-for-a-distribution
これの通りに実行する。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/wsl-config#change-the-default-user-for-a-distribution
これの通りに実行する。
再度wslにログインすると指定したユーザー名でログインされているはず。
ここでrootユーザーを凍結する。
ここでrootユーザーを凍結する。
yayのインストール (2021-04-30)
Arch LinuxにはAURというものがあり、多くの公式に登録されていないソフトをインストールできる。
そのAURに登録されているソフトウエアを管理するためのソフトウエアがyay、らしい。
https://github.com/Jguer/yay
そのAURに登録されているソフトウエアを管理するためのソフトウエアがyay、らしい。
https://github.com/Jguer/yay
上のリンクの通りやってもインストールできるがこれはソースからビルドするので遅い。なのでバイナリをインストール。
これでyayが使えるようになる。yayコマンドはpacmanと同じように使える。
あとは好きなソフトをインストールするだけ
あとは好きなソフトをインストールするだけ
pacman高速化
pacmanのダウンロードが遅いので並列にダウンロードできる
またyayでもデフォルトでpowerpillを使うように設定。
参考記事↓
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Powerpill
https://wiki.browniealice.net/technote/arch/yay/
powerpill
を使う。またyayでもデフォルトでpowerpillを使うように設定。
参考記事↓
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Powerpill
https://wiki.browniealice.net/technote/arch/yay/
pacman or yay
yayはpacmanのラッパーにすぎないためAURではない公式リポジトリのパッケージもyayで普通にインストールできる。
しかし公式でインストールできるものなのかAURのものなのか意識せずメンテナンスされてないパッケージをインストールしてしまう可能性があるため先にpacmanを使うのがよい(と解釈している)。
ただめんどくさいしyayだとsudoをつけなくていいので結局全部yayを使うことになりそう…
しかし公式でインストールできるものなのかAURのものなのか意識せずメンテナンスされてないパッケージをインストールしてしまう可能性があるため先にpacmanを使うのがよい(と解釈している)。
ただめんどくさいしyayだとsudoをつけなくていいので結局全部yayを使うことになりそう…
shellをfishに (2021-04-30)
shellにはfishを使うことにした。とりあえずインストール
さた普通ならchshでデフォルトシェルを変えるところなのだがどうにもArchではfishをデフォルトシェルにするのは非推奨らしい。
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Fish
(てかこれ日本語あるのすごい)
https://wiki.archlinux.jp/index.php/Fish
(てかこれ日本語あるのすごい)
ということで上のページにある通り
.bashrc
からfishを起動させる。wslgを試す (2021-04-30)
正直LinuxのGUIはよくわからなかったがとりあえず適当なGUIアプリとインストールすれば普通に起動できた。
genieをインストール (2021-04-30)
ロケールを変えようといろいろ設定していたところなんかうまくいかない。どうやらwslだとsystemdというものが動かないせいらしいのでそれを解決するためのソフトのgenieを入れる。
https://github.com/arkane-systems/genie
https://github.com/arkane-systems/genie
上にある通りに zstファイルをインストールする。コマンド内のリンクは最新のものに置き換えること。
これでgenieコマンドが使えるようになっているはず。
起動時に実行するように設定する。
起動時に実行するように設定する。
cannot open display
と表示されてwslgが実行できない場合がある (2021-04-30)
firefoxなど一部のソフトでこの問題が発生した。いろいろ調べたら無事解決策が見つかった。
どうにもsystemdを作動させていると発生する模様。
どうにもsystemdを作動させていると発生する模様。
https://github.com/microsoft/wslg/issues/43#issuecomment-826039096
このコメントの通りに
このコメントの通りに
/etc/tmpfiles.d/wslg.conf
にを追加するだけ。wslを再起動して無事解決。